040370 ランダム
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妖精の住む家

妖精の住む家

姉の受験が弟に与える影響

今年の春受験を終えた姉がいるので、息子は6年の受験期が
どのくらい忙しいか、よく知っている。
なかには、即そのまま自分の受験勉強がスタートするとなると
「嫌だな」という思いが先にくる事もあるらしい。
ところが、息子はつい先日までの姉のその忙しさを目にしても
塾に通うこと、勉強できることが、嬉しくてしょうがない。
受験に対して「マイナス」のイメージを持たずに済んだ。

これについては、娘より3年先に受験を追えていた先輩ママの
ありがたいアドバイスがあった。

この先輩ママのお宅にも我が家と全く同じ年関係の姉弟がいる。
「お姉ちゃんの受験の時は、気をつけないと弟にまで影響があるのよ」と。
姉の受験の時に母がヒステリックだったり、
姉が精神的に安定しなかったり、例えば怒ったり泣いたりが激しいと
(要するに目に見えやすい形で嫌悪感を抱かせてしまうと)
受験の本質を考えたり、その価値を判断する以前に
勉強に拒否反応を示すようになっちゃうわよ~~っ!ということだ。

う~ん、なるほどね。
これはすごく私自身の判断材料になった。
息子が嬉しそう。楽しそう。姉に協力してくれる。姉に憧れる。
こういう状態でいる限りは、常軌を逸した状態<笑・・・大袈裟?!
ではないと言うことだから。大丈夫、大丈夫。
これからは、せっかくいいイメージ、楽しみな気持ちで
勉強しようとしている息子の気持ちを持続できるように、
サポートしてゆかなくては・・・(^∇^)

そして、新4年のカリキュラムが始まった。
パラパラと本科教室のテキストをめくる。
「うわぁ~、懐かしい!鉛筆にミツバチだ~・・・」
3年前の姉が勉強したのと同じ内容。
最初だったので、妙に内容を覚えていた。

・・・てことは、カリテも一緒?
確認したくないので、確認はしていないが
もしかしたら、多少の違いはあっても一緒かもしれない。
そんなテストは持っていたくない!!

早速縛って、テキストとテストを紙の資源回収に出す準備をした。
主人が「過去問、いらないの?」と、聞いた。

「学びの害になる過去問は、いらない」

様々なシーンで”比較しない”配慮も必要だろうな。
二人目の余裕の反面、一人目で考えたこともないような事柄が
あることに気付かされる。



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